韓 圭鎬 准教授 Kyu-Ho Han
キーワード | 小豆, 馬鈴薯, ウコン |
研究紹介
自然界に存在する農畜産物資源を用いた栄養生化学的な研究を行ってきた。北海道十勝の農産物であるアズキ、キントキ、テボウなど豆類のレジスタントスターチが盲腸内で短鎖脂肪酸やビフィズス菌の増加など、ラットの腸内環境を改善することにより、肝臓において受容体を遺伝子の転写レベルで制御していることを明らかにした。とくに十勝の特産物である豆類に含まれるレジスタントスターチに高い脂質代謝改善効果およびその色素成分であるアントシアニンに強い抗酸化効果がみられたことから機能性食品としての開発が期待でき、民間企業との共同研究を企画してきた。それ以降、チコリ、キノコ、サトウキビなどの農産物由来の難消化性炭水化物を利用して、動物実験より腸管内発酵と生活習慣病の予防に関する研究活動を行っている。
現在取り組んでいる研究テーマ一覧
- ウコン由来難消化性炭化物の腸内発酵特性
学位 | 博士(農学) |
自己紹介 |
私はソウル出身です。趣味は特にないです。週末は家族といるかまたは研究室にいます。そうではないときには出張です。 |
居室のある建物 | 総合研究棟3号館 |
メールアドレス | kyuho obihiro.ac.jp |
所属・担当
グローバルアグロメディシン研究センター/農畜産学研究部門研究域/生命・食料科学研究部門/食品科学分野/食品加工利用学系学部(主な担当ユニット)食品科学ユニット
関連産業分野 | 食品科学 |
所属学会 | 日本食物繊維学会 |
学歴・職歴 | 1997年 建国大学 畜産食品科学 卒業 2001年 帯広畜産大学 大学院畜産研究科生物資源化学専攻 修士課程修了 2004年 岩手大学大学院連合農学科 博士後期課程修了 2009年- 現職 |
卒業研究として指導可能なテーマ
- 難消化性糖質の腸内環境改善効果および脂質代謝に及ぼす影響 (例えば、ウコン、どんぐり、高麗人参などの未利用資源)
メッセージ
夢を持って前進しましょう。いつかその夢が実現していることを知るようになるでしょう。