本学は,世界各国が協調して取り組むべき食と農を巡る課題解決に貢献するため,獣医・農畜産分野の国際機関,国際協力機関,諸外国の大学等と連携して教育研究機能の国際化を推進し,海外のフィールドを活用した農学分野のグローバル人材育成,国際共同研究,技術協力等を展開する目的でオフィスを設置しています。
モンゴルオフィス
2008年9月,モンゴル国立農業大学(現モンゴル生命科学大学)獣医学研究所内にモンゴルオフィスを設置しました。
本学とモンゴル国との交流は,1997年の国際協力機構(JICA)の技術協力プロジェクト「家畜感染症診断技術改善計画」に参画したことにより活発になり,2003年10月,モンゴル国立農業大学(現モンゴル生命科学大学)と学術交流協定の締結,2007年10月,本学同窓会「モンゴル支部」設置(モンゴル国出身者で本学在籍経験のあるメンバーで構成)と活発な交流を続けています。
活動実績
パラグアイオフィス
2016年12月,パラグアイ共和国の日系セタパール財団内にパラグアイオフィスを設置しました。
本学と同国との交流の歴史は長く,1982年の国際協力機構(JICA)の技術協力プロジェクト「家畜繁殖改善計画」に専門家を派遣したことを契機に,1986年には,アスンシオン大学と学術交流協定を締結,研修員の受け入れ,ボランティア事業など様々な交流を行っています。
現在は,2011年から日系セタパール財団をカウンターパート機関としたJICA草の根技術協力事業や,本学の在学生・卒業生を青年海外協力隊員として派遣する「帯広-JICA協力隊連携事業」を展開しています。