市民開放授業

本学では,学生が受講している授業科目の一部を市民の皆様に公開しています。公開する授業科目は,基礎科学分野の知識と興味を育むことを目的に,開講している授業です。

帯広畜産大学公開講座平成30年度後期「市民開放授業」募集案内

講座名等

対象者

市民一般

受講料

1講座当たり9,200円

申し込み期間

平成30年8月20日(月)~平成30年9月28日(金)

申し込み・問い合わせ先

申し込みは,経理課で受講料を納入後,直接,入試・教務課窓口で手続き願います。

入試・教務課
〒080-8555 帯広市稲田町西2線11番地
Email: gakumu@obihiro.ac.jp
Tel: 0155-49-5411
Fax: 0155-49-5420

その他

  • 既納の受講料は,理由如何に関わらず返還することができませんのでご了承願います。
  • 講座の7割以上出席した場合は,本学の修了証書を授与します。
  • 本学学生と共に受講しますが,所定の単位は与えることはできません。
  • この講座は,道民カレッジと連携しています。7割以上出席した者は,単位認定(22単位)を行います。

平成30年度開講講座内容

講座名: 哲学

講師: 杉田 聡
月曜日 13:00~14:30
34番講義室

科学によって証明も反証もできなくとも,人間にとって意味のある問いは少なくない。たとえば私たちは,「自分て誰だろう」「何のために生きているのか」「生きる価値があるのか」「どう行動したらいいのか」「愛するってどういうことだろう」「自然て何だろう」「世界はいつからあるのだろう」「人間は死んだらどうなるのだろう」,等という疑問を感じることがないだろうか。

こうした問いは数多いが,そのうちいくつかを,主に西欧の哲学史(一部東洋の思索を含む)から精選して話したい。

講座名: 社会学

講師: 平田 昌弘
月曜日: 10:30~12:00
大講義室

牧畜の起原論と世界の食文化をテーマに講義を行う。牧畜の起原論を理解することは,西アジアの生態環境,時代推定の方法論,家畜化が起った背景,起原論の諸学説,牧畜の成立による新たな生業構造や社会を考察することに等しい。

また,食文化とは食材を育む生態環境とヒトの文化活動(調理)の上に世界感(食事行為)が重なり合い,総合的に形成されたものである。例えば,麦は比較的乾燥した地域で,稲は降水量の多い地域で栽培されていることを考えると,「食材」は食材を育む気候風土と密接に関係していることが理解される。

また,日本では魚を生で食べるが西アジアでは必ず油で揚げてから食することを考えると,同じ食材でもヒトが「調理」する方法(文化)は地域社会によって異なっていることが理解される。本講義では起原論と食文化を題材に,世界の様々な地域社会の生態環境と文化について総合的に考えていく。

本講義で紹介する世界の食文化に関する知識や考え方は,十勝という地域社会で特色ある農作物・畜産物を加工して付加価値を高めていこうとする際に必ずや役に立つことであろう。そして,講義を通じて大学生として研究に対する姿勢を学ぶことができるであろう。

講座名: 社会倫理学

講師: 杉田 聡
金曜日: 13:00~14:30
35番講義室

倫理学的な問題は,「哲学」で一般的な形で扱っているが,本講では,特殊な応用的倫理的な問題を扱う。

いま医療技術の進展はめざましい。そのため従来なら考えられなかった多様な倫理的問題が,医療分野において生じており,それは刻々と新たな状況を生み出しつつある。本講では第1に,医の倫理(脳死と臓器移植,安楽死,生殖医療)を扱う。

私たちは人間である。人間として動物と特別な関わりを有する。中でも動物の家畜化を通じて動物及び人間にもたらされる問題は多様である。本講では第2に,動物の倫理・動物に関わる倫理(肉食・動物食,牛肉食,動物園,工場的畜産,動物実験)を扱う。

講座名: 日本語表現論

講師: 柴口 順一
木曜日: 13:00~14:30
大講義室

ふだんあまり意識しない言語(日本語)の本質を,様々な視点から明らかにしていきます。合わせて,井上ひさし『自家製文章読本』を中心に,いくつかの『文章読本』を取り上げ,言語の問題を考えます。

講座名: English Ⅳ (Current Topics)

講師: Smith Marshall Scott
水曜日: 16:30~18:00
4番講義室

Current English II looks at current and practical topics related to human health and lifestyle. The “Eight Natural Laws of Health”, which include good nutrition, plenty of exercise, water, sunlight, temperance, air, rest and trust are discussed in detail along with lifestyle diseases, weight control and other important topics for helping students not only become more conversant in English, but also be able to establish healthy living habits for the future. Lectures, small group student research projects and presentations are an essential component of the class.

講座名: English Ⅴ (Advanced Topics)

講師: Smith Marshall Scott
木曜日: 13:00~14:30
4番講義室

This class examines the Biblical foundations of Western history and culture and the important role the Bible continues to play in modern thinking and society. It is hoped that this class will not only help participants improve their English communication skills, but also better enable them to understand the thought processes behind Western speaking and behavior.

講座名: 基盤教育総合Ⅱ(科学の方法)

講師: 渡邊 芳之
木曜日: 16:30~18:00
5番講義室

科学を学び,科学研究を行うものに最低限必要な「科学というもの」についての基礎知識を,科学の目的と基本的論理,科学の歴史,科学研究の方法,科学と社会との関係という4つの側面から学ぶ。

講座名: 基盤教育総合Ⅱ(世界の宗教)

講師: 杉田 聡
月曜日: 16:30~18:00
34番講義室

世界には数多くの宗教がある。それを信ずる人も非常に多い。世俗化(脱宗教)が進んだ地域もあるが,無宗教に近い日本人は例外である。

それだけに,なかなか各種の宗教が理解できない日本人も多い。本講では,世界宗教といわれるキリスト教,イスラム教,仏教(上座仏教・大乗仏教)と,キリスト教に関連してユダヤ教,民族宗教だが信者数の多いヒンドゥー教,そして日本に大きな影響を与えた儒教・道教,ならびに神道,江戸・明治期以降の新興宗教について,講義する。時間が許せば,いわゆる「原始宗教」について人類学的観点から講義する。

講座名: 共通教育総合Ⅱ(食料と健康)

講師: 小嶋 道之
月曜日: 8:45~10:15
25番講義室

食料と健康との関係について,日常生活の食習慣について,生命維持と食について,地域環境における食について,基本的な事柄を幅広く学ぶ。

食べることの意味,食べることにより起こるさまざまな生理現象について科学的に学ぶプログラムであり,食により健康を作る基本について学習する。

講座名: 植物生態学

講師: 橋本 靖,小山 耕平
火曜日: 14:45~16:15
5番講義室

植物の形態や行動(開花 / 開葉現象,昆虫との関係等)は自然選択の結果であることを述べる。その上で,光合成や繁殖等の各項目について生理学的な仕組みを解説し,同時にそれらが進化・適応の立場から理解できることを説明する。

最後に,農畜産業をとりまく森林生態系が食糧生産に果たす役割の重要性を解説し,それらが気候変動によって受ける影響の予測について述べる。