市民開放授業

 

 本学では、学生が受講している授業科目の一部を市民の皆様に公開しています。公開する授業科目は、基礎科学分野等の知識と興味を育むことを目的に、開講している授業です。

帯広畜産大学公開講座 令和6年度後期「市民開放授業」募集案内

受講にあたって

  • 対  象:一般市民
  • 授業期間:令和6年10月1日(火)~令和7年2月21日(金)の間で週1回、全15回程度
  • 授業形態:帯広畜産大学講義室にて対面受講、もしくはオンライン受講(Zoom)
  • 受講料金:1講座当たり9,200円
  • 申込期間:令和6年8月13日(火)~令和6年9月20日(金)まで

申込方法について

窓口,郵送又はメールによりお申込みください。
申し込み後,申込期間内に本学の指定する口座に受講料をお振込みください。

※郵送又はメールによるお申込みの場合
・申込書を用いるか、あるいは氏名(ふりがな)、生年月日、年齢、受講科目、受講方法(対面又はオン
 ライン)、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレスを明記してください。
・払込票の送付を希望される場合、お申し出ください。
※入金後は、理由如何に関わらず返金できませんのでご了承願います。

お問合せ先

国立大学法人北海道国立大学機構 帯広畜産大学 教務課 教務係
〒080-8555 北海道帯広市稲田町西2線11番地

Tel:0155-49-5294/5331
E-mail:gakumu@obihiro.ac.jp                                     

その他

  • 対面又はオンラインにより受講することができますが、学期の途中でオンライン受講のみの回が発生する場合があります。ご自宅のネットワーク環境やパソコン等のオンライン受講が可能な環境を予め整えていただきますようお願いします。またオンライン受講にかかる通信料等は自己負担となります。

  • 授業の7割以上出席した場合は、本学の修了証書を授与します。

  • 本学学生と共に受講しますが、所定の単位を与えることはできません。

開講講座内容

講座名:法学(日本国憲法)  

講師:野原 香織
 木曜日 10:30~12:00

日本国憲法は国家の基本法であり、国をはじめとする統治権力がしてはならないこと・すべきことを定める法である。いま、憲法改正が具体的な政治議題となりつつあるが、憲法の改正は最終的には私たちの国民投票で決まる。人権保障の歴史的沿革を理解し、今日の新しい課題に向き合うための憲法知識や思考力は、すべての社会人に求められる教養である。この授業では、日本国憲法の様々な仕組みを学ぶことで、憲法の存在意義・本質を理解できるようになることを目的とする。単に日本国憲法の条文を暗記するのではなく、憲法を通して社会の問題を考えるための思考力、自身の意見を適切に述べる表現力を養うことを目指す。

講座名:市民生活と法

講師:野原 香織
 月曜日 13:00~14:30

「法」は、複数の当事者間の行為を規制したり、利害を調整したりすることによって、紛争を予防しまた解決に導くために、その社会で構築されるものである。この授業では、日本の現代法を理解するために重要となる、「市民社会」の成立と「法」という歴史的観点から、各法分野を掘り下げていく。各回の講義では、まず導入として、日常生活に関連した身近な事例や近年議論されている法的トピックスを取り上げ、何が法的に問題となっているのかを整理したうえで、「市民生活」を送るうえで知っておくべき法分野の知識を学んでいく。そして、様々な利害が対立する複雑な問題を整理し、解決に導くための法的思考力を身につけることを目指す。

講座名:基盤教育総合Ⅱ(科学の方法)

講師:渡邊 芳之
 木曜日 16:30~18:00

科学を学び、科学研究を行うものに最低限必要な「科学というもの」についての基礎知識を、科学の目的と基本的論理、科学の歴史、科学研究の方法、科学と社会との関係という4つの側面から学ぶ。

講座名:土壌栽培学基礎

講師:谷 昌幸 他
 火曜日 13:00~14:30

持続的な作物生産を行う上で必要な土壌学、作物栄養学、植物育種学、作物保護学に関わる基礎的な知識について授業を行う。とくに、気象的要素や土壌的要素などの栽培環境、土壌の機能と肥料の利用、作物栽培に係る育種技術とバイオテクノロジー、病害虫防除や雑草防除などの作物保護について総合的に授業を行う。

講座名:食の安全学概論

講師:仙北谷 康 他
 木曜日 8:45~10:15

学際的な視点から、食の安全をめぐる問題、食に関わる危害要因、安全確保の考え方とそのシステムについて講義し、本学のカリキュラムにおける食の安全に関する学習の枠組みを提示する。

講座名:社会心理学

講師:岡部 康成
 火曜日 14:45~16:15

人間は社会的動物と言われるように、人間の行動の大半は社会的環境や社会的文脈の中で生じる社会的行動であり、社会的行動を対象とする心理学が社会心理学である。この授業では社会心理学の基本的な知識を学ぶことを通じて、人の社会的行動がどのように形成されているかを理解する。

講座名:環境昆虫学

講師:山内 健生
 月曜日 14:45~16:15

昆虫の起源、歴史、形態、分類、生理、生態に関する基礎及び応用知識を教授する。また、昆虫の環境との関わり、生態系における働き・役割、他の生物との関係及び農畜産と昆虫に関わる諸問題について体系的に講義する。

講座名:園芸作物学

講師:森 正彦 他
 水曜日 8:45~10:15

園芸作物(野菜・果樹・花卉)は我々の生活に欠かせない作物の1つであり、主要な作物では1年を通して手に入れることができる。本講義では、園芸作物の形態や生理・生態的特性を理解することで、周年生産には何が重要であるかを学ぶ。また、園芸作物の栽培技術や環境制御技術がどういう場面で応用、利用されているかを学ぶ。

講座名:馬学総論Ⅱ

講師:南保 泰雄 他
 木曜日 10:30~12:00

馬の基本知識を馬学総論Ⅰから学んだ者を対象とし、日本の馬産業をより深く理解するとともに、より発展応用的な総合馬学を学ぶ。特に馬産業を代表する競馬産業や、今後発展が期待される国内乗馬産業、さらには馬の多様な利活用を推進する地域貢献や馬事文化普及の具体的な産業や文化について、より発展した知識や対処方法を養うための授業内容である。

※馬学総論Ⅱの履修は馬学総論Ⅰを履修(修得)していることが望ましい(必須条件ではない)