オプトアウトとは
国が定める「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」では,人体及びヒト試料研究を実施する際には,原則として,あらかじめ研究対象者または代諾者に対して文書もしくは口頭で説明を行い,適切な同意(インフォームド・コンセント)を得て実施することとされています。
ただし,研究対象者への侵襲や介入をともなわない研究で,研究対象者からの同意を得ることが困難な場合等,倫理指針が定める特定の条件を満たす研究については,研究対象者から直接同意を取得する代わりに,研究の目的や試料・情報の利用等についてウェブサイト等で情報を公開し,研究対象者が拒否できる機会を保障する手続き(オプトアウト)で研究を実施することが可能です。
- 参考: 「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」第12.1
対象研究一覧
現在本学で実施中のオプトアウトを用いた人体及びヒト試料研究の一覧は以下のとおりです。
当該研究への協力を希望されない場合には,下記オプトアウト文書内に記載されている,各研究の担当者までお知らせください。なお,研究への協力を拒否される場合であっても,これによって何らかの不利益が生じることはありません。
部門等 | 研究課題名 | 研究期間 |
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原虫病研究センター | ヒトにおけるトキソプラズマ感染の診断法の開発 | 平成29年8月10日~平成34年8月9日 |
原虫病研究センター | 令和2年1月31日~令和2年6月30日 |