おびひろ動物園との連携

【お知らせ】周辺施設の工事に伴い,畜大サテライトブースはキリン舎北側から西側(南門から入って左手側)に移設して公開中です。

帯広畜産大学とおびひろ動物園は,平成22年7月29日に締結した連携協定に基づき,動物園の活性化と本学の教育・研究の向上を目的として,連携事業(おびひろ動物園大学: OZU)を行っています。この連携事業の一環として,おびひろ動物園における畜大サテライトブースの設置や,動物園で死亡した動物を本学で解剖し死因等の調査を行っています。

畜大サテライトブース

おびひろ動物園内に設置している畜大サテライトブースでは,一般の方々にも動物について学びを深めていただけるよう,死因等の調査を終えた動物の骨格標本(頭部)を展示しています。

それぞれの骨格標本の近くには,その動物についてわかりやすく解説した資料も展示していますので,ぜひ標本とあわせてご覧ください。

また,ブース内には期間限定で公開している骨格標本の特別展示コーナーや,身近な野生動物との共存について考えることに焦点をあてたコーナーを設置しており,様々な面から動物の姿を学んでいただくことができます。

現在公開中の特別展示

【空飛ぶ鳥のつばさ展】

おびひろ動物園内の帯広畜産大学サテライトブースにて,新たに「空飛ぶ鳥のつばさ展」の展示を公開しました。
本展示では,十勝に生息する野鳥の翼標本を展示し,鳥のつばさのしくみについて紹介しています。また,実際に触ることができるエゾフクロウの翼標本や,組み立てながら翼の構造を学べる「つばさパズル」など,体験型の展示コーナーも充実しています。パネル展示では,同園で飼育されている鳥たちの様々な色や形の羽根を観察することができます。
普段目にすることが難しい翼や羽根を間近で見ることができる機会ですので,ぜひご覧ください。

エゾフクロウの翼をさわって特徴を確かめることができます
パズルを組み立ててつばさの構造を学べます
どんな鳥がどんな翼を持っているかパネルをめくって確かめられます

 

【帰ってきた!おびひろ動物園のアイドルたち】
おびひろ動物園の動物たちは,死後,帯広畜産大学に運ばれ解剖調査が行われます。調査を終えて骨だけの姿になった動物たちは,再び動物園に戻り,来館者により深く動物のことを学んでもらうための展示として活用されています。動物たちの生前の姿に思いを馳せながら学んでいただくことで,新たな発見があるかもしれません。

※特別展示は不定期で入れ替わります。

サテライトブース内部の様子

【大きな家畜コーナー】
入り口正面が,大きな家畜コーナーです。ばん馬やサラブレッドの馬の骨格標本,牛の標本を展示しており,馬と牛の違いを比べながら 間近でご覧いただけます。

 

 

【伴侶動物・中型家畜・家禽コーナー】
大きな家畜コーナーの右手には,ウサギ,ネコ等のペット(伴侶動物)のほか,豚や羊といった家畜の骨格標本を展示しています。

 

 

【野生動物コーナー】
十勝に住む野生動物のコーナーでは,ヒグマやキタキツネ,エゾリスといった在来動物(元から住んでいた動物)と,アライグマのような外来動物(海外からきて定着した動物)の骨格標本のほか,食痕や、すみかである樹洞や巣箱を展示し,野生動物の暮らしを紹介しています。

 

※サテライトブース内には本学で作成したパンフレットを設置していますのでご自由にお持ちください。
 各種パンフレットは,帯広畜産大学HP上でもご覧いただけます。

野生生物に関するパンフレット

野生生物保全管理技術養成事業

帯広畜産大学に関するパンフレット

刊行物・ビデオ

 

畜大サテライトブース 設置場所

おびひろ動物園内 南門駐車場側 キリン・シマウマ舎前

お問い合わせ

国際・地域連携課 地域連携係
Email: syogai@obihiro.ac.jp
Tel: 0155-49-5236
Fax: 0155-49-5229