畜産学部

知の創造と実践によって実学の学風を発展させ, 「食を支え,くらしを守る」人材の育成を通じて地域及び国際社会へ貢献します。

めざすべき人材像

食と農の大切さ,動植物の命の尊さを心得た素養を基礎として,「農場から食卓まで」の幅広い視点で現場に適応できる知識と実践力を有するとともに,地球規模課題解決等の国際的視野を備えたグローバル人材

3つのポリシーとアセスメント・ポリシー

学びの特色・アドバンス制教育課程

アドバンス制とは,下級学年では大学で学ぶための基礎となる幅広い知識や技術,農畜産全般の基礎知識を中心とした学習を行い,上級学年に進むにつれて獣医農畜産の特定の分野の深い専門知識・技術の学習へと前進〈アドバンス〉していく教育課程のことをいいます。

アドバンス制教育課程

高等教育段階の教育費負担軽減新制度における機関要件である本学の「実務経験のある教員等による授業科目」等の一覧表の公表について
                              (令和元年7月 入試・教務課)

教育ユニット

専門教育コースである「ユニット」では,より専門性を高めるための科目を配置します。「ユニット」によって,食の安全・環境・生命に携わる幅広い分野でグローバルに活躍することができる高度専門職業人の育成をめざしています。

共同獣医学課程では,1年次から獣医学ユニットに所属し,北海道大学共同獣医学課程との共同カリキュラムで獣医学を学びます。

畜産科学課程では,専門性を充実させるために,2年次から(6つの「教育ユニット」(家畜生産科学,環境生態学,食品科学,農業経済学,農業環境工学,植物生産科学)のひとつを選択して所属します。

共同獣医学課程[6年制]

国際的視野と幅広い問題意識を持ち
多様な分野で活躍する獣医師を育成

多くの方が「病気の動物を治療するのが獣医学」というイメージを持っているのではないでしょうか。しかし,獣医学とは生物学を基本とする動物医療学です。つまり,動物の疾病の診断と予防技術,家畜改良技術と動物生産の効率化,国民の食生活や食品の消費拡大等,人間が生活する上で関わるさまざまな環境要因と健康増進との関係を追究する幅広い学問なのです。

特に最近は,地球規模で拡大している環境問題や人獣共通感染症をはじめとした公衆衛生分野(防疫)に貢献できる獣医師の養成が求められています。共同獣医学課程では,国際的視野と幅広い問題知識を持ち,確かな知識と豊かな経験に裏打ちされた行動力のある獣医師を育成するために,北海道大学との共同による総合的な動物医科学教育を行っています。また,獣医学教育の国際認証の取得及び国際水準の獣医学教育の実施に関する業務を推進する「獣医学教育国際認証推進室」を設置し,獣医学教育を国際水準まで引き上げ,国際的・社会的に活躍する獣医師を育成することで,日本の獣医学教育改革を先導することをめざしています。

獣医学ユニット

畜産科学課程[4年制]

フィールドから食卓まで生命・食料・環境を科学し
農畜産の幅広い領域の知識と技術を身につける

畜産科学課程で学ぶことは「畜産」の知識や技術だけではありません。農業産業を支える農業・農村の環境づくりと環境保全,植物や動物についての基礎的な生命科学,食品や飼料となる作物の栽培,家畜の飼育や管理,農畜産業の経営,食品の機能科学,食品の製造や食の安全,食料の流通や販売等,農畜産や食料生産に関係する幅広い領域の知識と技術すべてが,畜産科学課程の教育内容をかたちづくります。

基盤教育,共通教育でこうした畜産科学の全体像を広く学ぶとともに,展開教育では専門領域の最先端の知識と技術を深く学びます。また,平成30年度入学者から始まった「国際教育プログラム」では,国際的に活躍するために必要な基礎力を身につけることをめざします。大学では,自ら学び研究する姿勢が大切です。本学では,農畜産の幅広い知識と技術を身につけることで,優れた専門職業人として日本及び国際社会で活躍できる人材を育成します。

家畜生産科学ユニット環境生態学ユニット食品科学ユニット農業経済学ユニット農業環境工学ユニット植物生産科学ユニット

教職課程

大学で学んだ専門知識を活かすひとつの方法として,教員となり,社会に貢献する道もあります。在学中に必要な教職科目を履修することにより,畜産科学課程では所属する展開教育ユニットに応じて(※)高等学校教諭一種免許状(農業または理科)の教育職員免許状を取得することができます。

大学院進学

今日,「食の安全」に関わる問題は複雑に絡みあい,さまざまな課題を抱えています。これらの農学分野が直面する課題解決のためには,獣医・農畜産融合の教育研究体制の構築が急務です。これまで畜産衛生学分野のみであった本学の博士課程が,獣医・農畜産の全分野で学部から博士課程までの一貫体制となります。

さらに獣医・農畜産融合の研究推進をめざした「動物医科学コース」を新設。獣医師養成課程以外を卒業した学生を対象に,農畜産の専門知識と獣医学の基礎知識を併せ持ったマスターを養成します。医学面からも農業にアプローチできる人材は,「食の安全」や動物とヒトの健康の向上に貢献するに違いありません。

大学院畜産学研究科