進級修了

本学大学院では,大学院学則第14条の2に「学修の進捗状況の審査及び進級試験に合格した者を,当該学期の翌学期の始めから,次の学年に進級させる」と規定しており,進捗状況審査会の実施が進級の要件となっています。

アセスメント・ポリシー

進捗状況審査会及び中間発表会実施要領

進捗状況審査会

進捗状況審査会及び中間発表会実施要領第1項「進捗状況審査会は・・・大学院学則第14条の2に規定する進級の要件を確認して報告させるとともに・・・学位を取得するために必要な知識,技術,能力等を身に付けられるように誘掖することを目的とする」

  • 審査会は,原則として,審査責任者(主指導教員),副指導教員2名の3名で構成
  • 審査会は,非公開でも構わない
  • 審査会は,各学年の終わりから3ヶ月前の間に実施・報告(別図参照)
  • 発表会の実施期間に中間発表会を実施した場合は,これを進捗状況審査会に代えることができる

進捗状況審査会の実施時期と進級時期の例(別図)

進捗状況審査結果報告書(別記様式第1号)

進級試験結果報告書(別記様式第2号)

畜産衛生学位プログラム進捗状況確認報告書(別記様式第3号)

※畜産衛生学位プログラム選択者については,進捗状況審査会に加え学位プログラムの進捗状況の確認も必要です。

中間発表会

進捗状況審査会及び中間発表会実施要領第6項「中間発表会は・・・学位取扱細則第5条に規定する学位論文の提出資格を満たす見込みがあること及び研究の進捗状況が学位論文に取り組むために十分であること・・・を確認するとともに・・・学生が水準の高い学位論文を計画的に取りまとめられるよう誘掖することを目的とする」

  • 発表会は,原則として,審査責任者(主指導教員),副指導教員2名の3名は必ず出席
  • 発表会は,原則として,公開で実施
  • 発表会は,学位論文を提出しようとする月の12ヶ月前から6ヶ月前までの間に実施

中間発表会実施報告書(別記様式第4号)

中間発表会出席者名簿(別記様式第5号)

修了要件

畜産科学専攻博士前期課程

2年以上在学して30単位以上を修得し,かつ,必要な研究指導を受けたうえで,修士論文の審査及び最終試験に合格することが必要です。具体的な修了要件単位数と学位は以下に示す表のとおりです。

コース/プログラム 学位 必修科目 選択科目
共通コア
外国語科目
コース別
必修科目
コース別
選択科目
他コース科目・HACCP科目・6次産業化科目・共通教養科目・共通演習科目
  動物医科学コース 修士(動物医科学) 6単位 14単位 4単位以上 6単位まで算入可能 30単位以上
  家畜生産科学コース
環境生態学コース
食品科学コース
農業経済学コース
農業環境工学コース
植物性産科学コース
修士(農学)
畜産衛生学位プログラム 修士(畜産衛生学) 所属コース必修10単位
プログラム必修8単位
プログラム選択
6単位以上
※修得可能だが,学位取得のための単位には算入不可

畜産科学専攻博士後期課程,獣医学専攻博士課程

畜産科学専攻博士後期課程は3年以上在学して12単位以上獣医学専攻博士課程は4年以上在学して30単位以上を修得し,かつ,必要な研究指導を受けた上,博士論文の審査及び最終試験に合格することが必要です。具体的な修了要件単位数と学位は以下に示す表のとおりです。なお,畜産科学専攻において「博士(畜産衛生学)」の学位を取得するためには,学位プログラムの学位取得要件に従い,16単位以上を修得する必要がありますので注意してください。

専攻 学位 必修科目 選択科目
共通コア 専攻別
必修科目
外国語科目
専攻別
選択科目
共通科目・
HACCP科目
畜産科学専攻 博士(農学) 9単位 3単位まで参入可能 12単位以上
  畜産衛生学位プログラム 博士(畜産衛生学) プログラム必修
1単位
プログラム選択
6単位以上
※修得可能だが,学位取得のための単位には算入不可 16単位以上
獣医学専攻 博士(獣医学) 9単位以上 12単位まで算入可能 30単位以上

学位審査

修士または博士の学位の授与を受けようとする者は,所定の学位論文審査願に学位論文と必要書類をそえて,年度ごとに指定する期日までに提出しなければなりません(学位規程第5条)。

学位論文提出後,修士の学位申請者については,学位審査委員会(主査1名,副査2名以上)による公開審査会及び最終試験を実施し,その結果に基づいて,学長が学位授与の可否を決定します。

博士の学位申請者については,学位審査委員会(主査1名,副査3名以上)による公開審査会及び最終試験実施後,博士の主指導資格教員全員で構成する学位授与審査会において,学位授与の可否を審議し,その結果に基づいて,学長が学位授与の可否を決定します。