教育方針

学生支援の基本方針

あらゆる面でのグローバル化と高度化が進行しつつある社会においては,個人による能力の向上とともに,協調性と社会性をもって集団の中で,互いに能力を向上させあうことがますます重要となってきている。このことから,帯広畜産大学は,個を超えて相互に支え合い,研鑽する「学びあいのコミュニティ」の実現をめざすために学生支援の基本方針を策定する。

学びあいは,勉学はもちろんのこと,豊かな自然から学びあうこと,スポーツや文化サークルにおける学びあい,ボランティア等社会における実践的な学びあい,日本人学生と留学生との共同作業や海外研修等の異文化交流を通じた学びあい等,多様である。このような学びあいを通じて社会性を涵養し,「社会に貢献する人材を育てる」という本学の使命を実現するために必要な学生支援を行うことを基本方針とする。

目指すべき人材像

食と農の大切さ,動植物の命の尊さを心得た素養を基礎として,「農場から食卓まで」の幅広い視点で現場に適応できる知識と実践力を有するとともに,地球規模課題解決等の国際的視野を備えたグローバル人材

畜産学部の3つのポリシーとアセスメント・ポリシー

学修到達ルーブリック

帯広畜産大学ではディプロマ・ポリシーの達成度を評価するために学修到達ルーブリックを策定しています。学修到達ルーブリックは「何ができればどの程度ディプロマ・ポリシーを達成したといえるのか」を表として示したもので,畜産科学課程と共同獣医学課程に分けて策定しています。

大学院畜産学研究科の3つのポリシーとアセスメント・ポリシー

自己点検・評価ポリシー

帯広畜産大学の教育組織のアセスメント・ポリシー

内部質保証システム

教職課程

帯広畜産大学のルーツは,1941(昭和16)年創設の帯広高等獣医専門学校にあります。また,教員養成に関しては,1951(昭和26)年の総合農学科の設置時から,一貫して農業科教員と理科教員の養成を担う機関としての役割を果たしてきています。現在は,本学の専門性に照らして,高校段階の教員を養成することに特化して,教職課程を運営しています。本学の入学者は全国から集まっており,北海道をはじめとして全国各地に教員を輩出しています。

本学は,生命・食料・環境をテーマに,農学,畜産科学,獣医学に関する教育研究を推進する,日本で唯一の国立農学系単科大学です。食と農の大切さ,動植物の命の尊さを心得た素養を基礎として,「農場から食卓まで」の幅広い視点で現場に適応できる知識と実践力を有するとともに,地球規模の課題解決等の国際的視野を備えたグローバル人材の育成をめざしています。