實友 玲奈 助教 SANETOMO Rena

My Dreamバレイショから解き明かす倍数性植物の進化と育種的価値

研究テーマバレイショにおける種間交雑障壁の解明
野生種等の遺伝資源を利用した病害虫抵抗性系統の作出

研究分野

植物遺伝学, 植物育種学

キーワード

バレイショ, 育種, 品種改良, 野生種, ゲノム, 遺伝子, 抵抗性, 種間交雑, 受精障壁, 重複受精
学位 博士(農学)
自己紹介

兵庫県明石市出身です。世界4大作物の1つであるバレイショの遺伝育種学に携わる研究に従事し、世界の農業に貢献していくことに誇りと生きがいを感じています。

居室のある建物総合研究棟2号館
部屋番号305号室
メールアドレス sanetomo atmark obihiro.ac.jp

所属・担当

研究域環境農学研究部門/植物生産科学分野/植物生産科学系産学連携センター/バレイショ遺伝資源開発学講座
学部(主な担当ユニット)植物生産科学ユニット

研究紹介

【野生種や在来種を用いた優良系統の作成と農業形質に関連する研究】
バレイショの野生種には病気や害虫に強い性質を持った種がたくさん存在しています。けれどもそれらの価値はまだ誰も見出せていません。そこで、農薬に頼らない農業を目指し、野生種の持つ有用な形質を栽培種へ導入することを目標にした研究を行っています。また、収量やデンプン含量と関連がある遺伝領域を探し、遺伝子のレベルから農業形質の向上を目指しています。

【種間交雑障壁の解明】
私たちが食べている普通のバレイショと野生種は非常に縁が離れています。 そのため栽培種と野生種を直接交配すると果実ができなかったり、果実はできても種子ができなかったり、異常な種ができたりします。 このような生殖隔離のメカニズムをDNAやRNAレベルから紐解き、野生種利用の可能性を広げていく研究を行います。

バレイショ温室の様子
野生種と栽培種の比較
めしべ内の花粉管伸長の様子

現在取り組んでいる研究テーマ一覧

  • ジャガイモ疫病抵抗性品種の作成
  • バレイショにおける熟期関連遺伝子の検索
  • 野生種由来の細胞質がもたらす交雑親和性と細胞質雄性不稔性の現象解明
  • S. marinasenseを用いた、毒のないバレイショづくり
  • Andigena由来のデンプン関連遺伝子の探査
  • 野生種と栽培種の交雑により生じる胚珠の生育過程における遺伝子発現解析
関連産業分野 農業, 食品, 自然科学分野
所属学会 日本育種学会, The Potato Association of America
学歴・職歴 2007年 鳥取大学農学部生物資源環境学科卒業
2009年 神戸大学大学院農学研究科博士課程前期課程修了
2010年 カルビーポテト株式会社 (馬鈴薯研究所 品種開発チーム)
2011年 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター 契約研究員
2012年 神戸大学大学院農学研究科博士課程後期課程修了
2012年 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター 特別研究員
2013年 国立大学法人 帯広畜産大学 特任助教(バレイショ遺伝資源開発学講座)
2015年 国立大学法人 帯広畜産大学 助教(環境農学研究部門)