帯広畜産大学

身体運動を主活動とした地域コミュニティの育成的運営をテーマとしている。2015年4月、1歳から12歳までの児童を対象とした体操コミュニティ「ちくだいKIP」を創設し、現在総会員数は約500名となっている。ちくだいKIPは、コミュニティビジネスとして持続可能な体制をとっており、会費・補助金・業務受託金等によって5名の常勤スタッフを確保している。
また、鹿追教室においては発達に不安のある子や運動が特に苦手な子を対象としたクラスを開講し、NPO法人訪問看護ステーション「かしわのもり」と連携した子どもの発達支援事業を展開している。それ以外にも、障がい者のためのパラスポーツ体験イベント、医療的ケアが必要な児童を対象とした「五感DE運動会」などを通し、コミュニティ全体のバリアフリー化を目論んでいる。
さらに、2018年に実施した株式会社明治との共同研究を経て、高齢者のトレーニングプログラムを実践するコミュニティを立ち上げた（KIP otona）。子ども、大人、高齢者、障がい者、あらゆる人のヘルスケアを「ごちゃまぜ」に大切にするコミュニティを目指す。

• ソーシャルビジネスとしての体操コミュニティを育成的に運営する
• 既存の公共施設を活用したヘルスケア事業