エア・ウォーター北海道株式会社と国立大学法人北海道国立大学機構が連携して制作した、環境学習カードゲーム「マイアース北海道パッケージ(陸)」が完成しました。帯広畜産大学からは、浅利裕伸准教授(環境農学研究部門)が監修として参画し、北海道の動物や生態系に関する専門的知見を提供しました。
「マイアース」は、地球を守る「生態系チーム」と、環境に負荷を与える「地球破壊チーム」に分かれて対戦する教育用カードゲームで、遊びながら生態系のつながりや人間活動が環境に与える影響を学ぶことができます。日本各地の自然や文化を題材とした地域パッケージが展開されており、今回完成した「北海道パッケージ(陸)」では、キタキツネやエゾアカガエルなど、北海道ならではの生き物を中心に構成されています。
このプロジェクトでは、北海道大学社会連携サークル「きづき/きずき」の学生がカード内容のアイデア出しや企画を担当し、国立大学法人北海道国立大学機構(小樽商科大学・帯広畜産大学・北見工業大学)の教員が、学生の発想に対して専門的な指導・助言を行いました。
浅利准教授は、植物から小動物、上位の捕食動物へと続く食物連鎖について助言を行い、「生き物を専門としていない学生の皆さんと意見交換を重ねる中で、新たな気付きや発想を得ることができました。一方で、食物連鎖の関係を分かりやすく正確に表現するための調整には苦労しました。大人も子どもも楽しめるゲームに仕上がっているので、生き物や自然環境に目を向けるきっかけになればうれしいです。」と語りました。
なお、浅利准教授はこれまでにも、野生動物の捕食・被食関係を学ぶオリジナルカードゲーム「食って食われて」を開発するなど、体験的な学びを通じた環境教育に取り組んでいます。
今回完成したカードは、北海道内の自治体や小・中学校などでの活用を想定しており、大学生がファシリテーターとして参加する地域教育プログラムとあわせて提供されます。




【関連情報】
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監修 帯広畜産大学 環境農学研究部門 浅利 裕伸 准教授
小樽商科大学 商学部 片山 昇 教授
北見工業大学 社会環境系 亀田 貴雄 教授 -
発行 エア・ウォーター北海道株式会社
- 製作 北海道大学社会連携サークル「きづき/きずき」