令和6年6月28日(金)に本学附属図書館にて、人間科学研究部門 第12回研究紹介セミナー「アルツハイマー病のモデル動物を創り、解析する」を開催しました。
約15名が参加した今回は、茅野光範准教授が、アルツハイマー病について、データサイエンスの方法を使って解析し、体に潜んでいるアルツハイマー病の予防や治療の標的の見つけ方などについて紹介しました。
講演では、はじめに用語の説明、自己紹介を行いました。自己紹介では、自身の趣味について、登山、ジョギング、水泳、漫画だとお話され、「漫画を読むかのように、興味深く読んでもらえる論文を書きたい」と語りました。
続けて、考え方を変えるきっかけとなった恩師からの言葉や、これまでの研究の紹介、実験動物を用いた研究の経過について紹介しました。
質疑では、「実験動物を使って実験、分析、解剖をするなど分野外の知識や技術が必要だと思うが、大変ではないのか。」という質問には「元々の専門分野とは異なるが興味があり、とても楽しんで(もう一つの専門分野と言えることを目指して)やっている。スムーズにいかないこともあるが、大変でも1回自分でやってみたいという気持ちの方が強い。」と回答しました。
また、その他の質問に対して、出席していた教員が回答する場面もあるなど、終始和やかな雰囲気でセミナーが終了しました。
次回は、10月に開催予定です。