環境農学研究部門の吉川琢也准教授が、石油学会奨励賞を受賞し、石油学会第65回通常総会(5月28日(火):東京都内)において、表彰式が行われました。
この賞は、大学・工業高等専門学校又は公的研究機関等に所属する若手の研究者又は技術者で、石油、天然ガス及び石油化学に関連する分野において、独創的な業績を発表したものに授与されます。
受賞研究の演題は「二相系オルガノソルブ処理による木質・草本系バイオマスの成分分離と触媒変換」で、木質・草本系バイオマスを対象に、ユニークな二相系溶媒による成分分離技術を開発し、さらに本技術で得られる各構成成分の触媒変換において優れた業績を挙げました。
吉川准教授は「これまでの研究がこのような形で認められ大変嬉しく思います。関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。また良い成果をご報告できるよう頑張りたいと思います。」と語りました。