令和6年5月30日(木)に「帯広ーJICA協力隊連携事業」帰国報告会を開催しました。
今回は、JICA(国際協力機構)の海外協力隊として、約1年2か月間、長期隊員としてパラグアイ共和国オブリガード市に派遣された小林香織さん(令和2年3月卒業)と、約1か月間の短期隊員として同国に派遣された千葉陸斗さん(共同獣医学課程6年)、寺尾光さん(同6年)、山田穂乃香さん(同6年)、深澤満理奈さん(畜産科学課程4年)、塩田朱里さん(同4年)、高橋伶桂さん(共同獣医学課程4年)による帰国報告会が行われました。
小林さんは約1年2か月間の活動内容について報告を行い、派遣先で、乳製品の消費を促進するため牛乳からチーズを作ったこと、参加した子供たちが目を輝かせていたことが印象に残ったなどと話しました。
短期隊員の6名はそれぞれの分野に分けて、調査先である酪農家での活動内容や調査結果について報告を行いました。6名は調査先の酪農家に対し、搾乳方法の指導や改善点について図やイラストを用いて説明したこと、指導することの難しさについて述べました。
質疑応答の後、出席していた学生に「パラグアイは天気、景色、食事など、どれをとっても良かった。不自由さも楽しさに繋がった。気になることがあれば何でも聞いてほしい。」とメッセージを送りました。
最後に講評として、JICA(国際協力機構)井倉義伸理事から「派遣先で辛かったこと、楽しいこと色々なことがあったと思うが、充実した日々を送ったことが表情で感じられた。今後もこの事業を継続していきたい。」と述べられ、報告会が終了しました。