10月9日(月)から10月21日(土)まで,パラグアイ農業普及員が乳牛の管理等について本学で研修しました。
この研修は,平成23年7月から平成28年6月まで実施したJICAパラグアイ草の根技術協力事業(東端畑作地域・酪農技術向上支援)の発展型事業として,平成28年7月から実施されている「パラグアイ/東部地域・酪農振興のための農業研修拠点の人材育成」の事業の一環として,実施されたものです。
この事業の目的が,現地農民の人材育成を主眼としているため,現地の農業普及員の知識・経験レベルの向上が農家指導体制の強化につながるため,本学が酪農経営,牛群管理,乳質検査の利用等についての講義や各施設への視察等研修プログラムを作成し,農業普及員を招聘したものです。
10月18日(水)には,畜産フィールド科学センターの川島 千帆准教授から「分娩前後の乳牛の栄養・繁殖管理」の講義を受け,その後,畜産フィールド科学センターを現地の農家と仮定して,乳牛の管理や飼料等の管理状況を,チェックシートに基づき,点検し,改善点をどのように指導したら良いのかを研修しました。