8月27日(月)に北海道十勝家畜保健衛生所からの依頼により,畜産フィールド科学センターにおいて口蹄疫防疫訓練を実施し,15名の職員が参加しました。
この防疫訓練は,農家で口蹄疫の疑いのある牛が見つかった際に,口蹄疫であるかどうかを判断するための検査方法を実体験し,口蹄疫の感染拡大を防ぐための初動対応等を分かりやすく酪農家に説明し,協力を得ることを目的に行われました。
畜産フィールド科学センターの家畜・植物防疫研究室長木田 克弥教授の指導の下,家畜保健衛生所職員は,防護服にキャップ,手袋を装着し,長靴はカバーで覆った完全防備で,牛の舌や口中,乳頭,蹄(ひづめ)の付け根等の皮膚に異変がないか写真撮影する等,熱心に取り組んでいました。
なお,10月には,本学共同獣医学課程の学生を対象に,同様の防疫訓練が予定されています。