8月21日(火)に帯広畜産大学において,本学地域連携推進センターと北海道経済連合会の主催で「大学研究シーズ発見ツアー」を開催しました。本ツアーは,大学の研究シーズを北海道経済連合会の会員企業に紹介することで,産学連携の促進に繋げようと平成29年度から北海道大学,北海道科学大学で開催しており,今回が三回目となります。
はじめに井上 昇理事による大学の概要紹介の後,姜 興起教授(人間科学研究部門)が「ナガイモ形状予測方法の開発と種イモ切断調製装置への応用」,福田 健二准教授(グローバルアグロメディシン研究センター)が「有用乳酸菌と乳由来機能性成分の探索」,窪田 さと子助教(環境農学研究部門)が「食の安全に対する社会科学的アプローチ」,佐藤 禎稔教授(環境農学研究部門)が「大規模畑作で期待されるセンサやロボットトラクタの研究紹介」という課題名で,研究シーズの紹介を行いました。29名の出席者は熱心に聴講し,活発な質疑がなされました。プレゼンテーション終了後には農業機械実験実習棟に移動し,ロボットトラクタの無人作業とスプレーヤのブーム高さ自動制御装置の実演を視察しました。