12月3日(火)に,「酪農女性サミット2019in帯広」の開催に合わせて行われた帯広視察ツアーに参加した女性酪農関係者15名が,畜産フィールド科学センターを視察しました。
畜産フィールド科学センターは,牛の飼養管理から畜大牛乳等の乳製品加工までを行っており,学生の教育や研究の場であるとともに,社会人を対象とした技術研修プログラム等も実施しています。
まずはじめに草場信之准教授(畜産フィールド科学センター)からセンターの概要や取り組みについて紹介があり,その後,パラレル式ミルキングパーラーを備えた搾乳舎をはじめ,フリーストール牛舎や育成牛舎等,センター内の様々な施設を見学しました。
見学中は,乳頭清拭や夏場の殺虫方法に関することなどの日々の業務に関する内容について,参加者と草場准教授との間で活発に質疑応答が行われました。また,本学の学生サークル「うしぶ。」が毎日搾乳の作業を行っていることについても触れると,学生が授業外でも積極的に酪農に携わっていることに,多くの参加者が感心している様子でした。
今回の視察には,道内のみならず道外からの参加者もおり,酪農が盛んな十勝で農畜産業を支える国立大学として,道外の方にも理解を深めてもらうことのできた良い機会となりました。