グローバルアグロメディシン研究センターでは「国際共同研究推進のための大学院生派遣プログラム制度」を設け,2018年度は大学院生2名をウィスコンシン大学農業生命科学大学院に約1ヶ月間派遣しました。
金山 紀久センター長による事業紹介の後,Department of Horticulture に派遣されたGondwe Rodneyさん(マラウィ)の報告があり,現地で学んだ実験やデータ分析方法,受入教員のパルタ教授の授業について,日米大学の相違点等を説明しました。また,ホームステイ先での様子や学外での共同研究者との交流を紹介しました。
続いて,Department of Food Scienceに派遣されたBharat Mengiさん(インド)の報告があり,ラボでの活動や原子間力顕微鏡を使った実験について説明しました。また,様々なバックグラウンドを持つ全米各地出身の学生との共同生活や,11月の感謝祭での豪華ディナーも紹介しました。
質疑応答では,それぞれの研究に関する質問や現地での生活について多くの質問が寄せられ,活発な議論がおこなわれました。
最後に,井上理事が自身の経験を交え「英語力よりも研究のグランドデザインや世界の研究者の考えを知ることが重要。」と力強いアドバイスがありました。