1月13日(日)・14日(月)に,学生サークル「えぞほね団」が,北海道大学総合博物館で開催された「CISEサイエンスフェスティバル 博物館ひろば」に出展しました。
本イベントは,主に札幌近郊の自然史系博物館や動物園,図書館等の社会教育施設と大学等の研究機関が連携して,北海道における自然保護や生物多様性保全についての理解を深めることを目的に,2013年から実施しているものです。
えぞほね団は,「出張畜大えぞほね団 ~干支の動物 戌→亥~」と題し,イヌ科とイノシシ科動物の骨格標本や解説用ポスターの展示,犬の骨パズルの組み立てや活動内容の紹介等を行いました。普段なかなか目にする機会の少ない様々なイヌ科やイノシシ科の動物の標本を実際に見て触れることで,その形や機能についての理解を深め,広く動物に対する興味や関心をもってもらおうと企画したものです。
学生は,動物の食性や行動様式を歯の形態や筋肉の付着部位等と関連付けて解説を行いました。犬の骨パズルでは,骨の特徴や関節部分をじっくり観察し,ほぼ正確に組み立てた参加者もいました。
今回の展示では,小学生から大人まで様々な年齢層の方々から,イヌ科やイノシシ科の動物たちの形や機能に関する数多くの質問や貴重なご意見を頂きました。2日間のイベントにおいて来場者は約1,900名に及び,一般市民の方々との交流を深める良い機会となりました。