佐野 忠士 准教授 SANO Tadashi

My Dream”ストレスフリー”な動物医療の実現を!

研究テーマ新規生体情報モニターの使用、各種麻酔薬・鎮静薬の組み合わせによる、より効果的な周術期管理法の開発

研究分野

周術期管理, 術中・術後疼痛管理, 術後早期回復プログラム, ICU管理, 獣医麻酔学, 獣医疼痛管理学, 自律神経活性, 生体情報モニター

キーワード

鎮静薬, 鎮痛薬, 全身麻酔薬, 注射麻酔薬, 局所麻酔, 循環管理, 呼吸管理, 心肺蘇生, 集中治療, 周術期, 栄養, 薬物動態, 痛みの評価, 自律神経活性, 人工呼吸管理

卒業研究として指導可能なテーマ

  • 動物の全身麻酔に関する研究
  • 周術期循環管理に関する研究
  • 周術期疼痛管理に関する研究
  • 新規薬物の臨床使用に関する研究
  • 術後ストレスに関する研究
学位 博士(獣医学)
資格 獣医師
自己紹介

山梨県出身です。これまで、多くの大学で放射線(画像診断)、内科一般(総合診療)、動物看護(行動学・集中治療学)と広い分野の教育・研究に携わってきました。趣味はマラソン(フル)です。全国のマラソン大会に出場しています。

居室のある建物動物・食品検査診断センター
部屋番号2F 206号室

所属・担当

研究域獣医学研究部門/臨床獣医学分野/伴侶動物獣医療学系研究域獣医学研究部門/臨床獣医学分野/産業動物獣医療学系
学部(主な担当ユニット)獣医学ユニット
大学院(主な担当専攻・コース)獣医学専攻

研究紹介

動物と人間の関係性が「家族の一員」へと変化し、飼育動物に対して高度医療を求める声は年々増加してきています。また人と同様、動物の高齢化も進んでおり、様々な基礎疾患を有する動物に対する医療の実施など、リスクを伴う獣医療の実施が要求されるようになってきています。特に獣医療においては様々な手術や処置の際に鎮静や麻酔処置は必須の手技であり、これらを安全に実施するための臨床データの蓄積は非常に重要です。これまで我々は、多くの麻酔薬、鎮痛薬の組み合わせによる生体への影響について調査し、より安全な臨床使用法についての検討を行ってきました(写真・図:トラマドール、リドカイン、デクスメデトミジンがセボフルラン麻酔要求量低減に及ぼす影響 参照)。また近年は、動物の感じる痛みの程度、そしてその管理法にも非常に注目が集まっており、適切な疼痛管理法の開発が喫緊の課題となっております。これらに対しても、現在、新規生体情報モニターについての研究を進めており、痛みの少ない獣医療の実施・実現を目指しております(写真 PTAモニター 参照)。また、今後、集中治療、術後早期回復プログラムの開発など、より重症度の高い動物に対し安全で快適な動物管理法について獣医師と動物看護師との連携を図りながら検討していきたいと考えております。

トラマドール、リドカイン、デクスメデトミジンがセボフルラン麻酔要求量低減に及ぼす影響(Sparing effect of tramadol, lidocaine, dexmedetomidine and their combination on the minimum alveolar concentration of sevoflurane in dogs. Journal of Veterinary Sciences)
動物の痛みを評価可能なPTAモニター

現在取り組んでいる研究テーマ一覧

  • 麻酔・鎮痛薬の効果的かつ安全な臨床使用における組み合わせの検討
  • 術中疼痛管理評価に関する研究
  • 術後疼痛管理に関する研究
  • 重症動物の管理に関する研究
  • 術後早期回復プログラムにおける栄養管理に関する研究
関連産業分野 ペットフード, 伴侶動物, 生産動物, 循環器学, 呼吸器学, 集中治療医学
所属学会 日本獣医学会, 日本獣医麻酔外科学会, 日本麻酔科学会, 日本動物看護学会, 日本獣医救急集中治療学会, 北海道獣医師会(日本獣医師会), 日本動物リハビリテーション学会, 動物臨床医学会, 日本麻酔モニター学会
Editor 日本獣医学会雑誌:2010年 - 現在, 日本動物看護学会誌:2012年 - 現在
学歴・職歴 1999年 日本獣医畜産大学 獣医学部 獣医学科 卒業
2003年 東京大学大学院 農学生命科学研究科 獣医学専攻 博士課程 修了
2003-2008年 北里大学 獣医畜産学部 獣医学科 助手
2008-2011年 日本大学 生物資源科学部 獣医学科 助手 / 助教
2011-2022年 酪農学園大学 獣医学群 獣医保健看護学類 准教授
2022-2023年 酪農学園大学 獣医学群 獣医学類 准教授
2023年- 現職