7月31日(月)から8月4日(金)までの5日間にわたり,帯広農業高校との連携事業である「第61回農業実験実習講習会」を開催しました。
この事業は,農業高校教諭をはじめとする教職員の資質向上を目的に例年開催しており,全国から15名の農業高校教諭が参加しました。
今年度は,「乳製品製造に関する衛生教育」をテーマに,海外の乳製品の文化を理解することで現在の酪農に求められている姿を学んだ他,酪農教育ファームにおけるリスクマネージメントやHACCPによる乳製品の製造管理法等,様々な角度から乳製品製造に関する専門的な講義を実施しました。
また,実際に北海道HACCPに準拠した食品加工実習施設において,畜大牛乳を原料としたアイスクリームを製造する実習を行った他,乳製品の生産から製造に係わる学外施設を視察しました。
参加した教諭からは,講義や実習で生まれた疑問や実際の教育現場における衛生管理手法等について活発に質問がなされ,充実した講習会となりました。