令和7年10月25日(土)に、十勝の産業を巡るバスツアー「十勝旅~秋のスイーツ編~」を開催しました。
このツアーは、スイーツ王国とも称される十勝の製菓工場や、原材料となる農産物の生産現場などを学生が訪問し、十勝に関する知識を深め魅力を知ることで、より充実した学生生活を過ごすことを目的として、北海道中小企業家同友会とかち支部と連携して実施したものです。
当日は、畜産学部の1年生を中心に14名が参加し、十勝管内の4か所の農場、施設を訪問しました。
最初に訪れた三浦農場(音更町)では、収穫したあずきを自然乾燥させる「ニオ積み」という伝統的な方法を見学し、試食では自分たちであんこを最中に詰め、その場で味わいました。続いて訪れた柳月スイートピア・ガーデン(音更町)では、人気商品「三方六」や「あんバタサン」の製造工程を見学し、十勝産素材へのこだわりや製造への想いについてお話を伺いました。
前田農産(本別町)では、自社で栽培したとうもろこしを使ったポップコーンの製造工場を見学し、生産から加工・販売までを一貫して行う「六次産業化」の取り組みについて学びました。アグリシステム(芽室町)では、農薬や化学肥料に頼らない栽培方法について理解を深め、土壌を豊かにするとされるライ麦を使ったパン「ロブロ」を試食しました。昼食は、道の駅おとふけ なつぞら(音更町)で地元食材を使用したメニューを各自で楽しみました。
参加した学生からは「生産者のこだわりや創意工夫を聞ける良い機会だった」、「どのように生産するかだけでなく、消費者の需要にどう答えるかという観点について考えるきっかけになった」などの感想が寄せられました。






 
								 
							 
					 
	 
	 
	