令和7年8月21日(木)~24日(日)に長野県軽井沢町で開催された「第6回日本ミックスカーリング選手権大会」において、金高陶子さん(共同獣医学課程5年)の所属する帯広協会チームが優勝しました。これは十勝勢としては初の快挙です。
決勝では、全道大会決勝で敗れた強豪「Team Kawano」を7-4で破り、雪辱を果たしました。
チームは、畜大の卒業生である松田俊哉さん・和香羽さん夫妻と大野福公さん、そして現役学生の金高さんで構成されており、全員が畜大に関わりを持つメンバーです。また、金高さんと和香羽さんは在学中に3年間チームメイトとして活動を共にしてきた経緯もあり、強い絆で結ばれたチームです。
金高さんは本学入学後にカーリングを始め、現在は本学カーリング部にも所属し、仲間と楽しみながら活動を続けています。今大会を、「試合は緊張しましたが、楽しむことを意識して挑みました。序盤はテイクがうまくいかなかったので、ドローに作戦を切り替えることでショットの成功率を維持し、その場面に適したショットを打つことができました。」と振り返りました。
昨年も同じチームでこの大会に出場しましたが、予選敗退に終わったことを振り返りつつ、「すごく悔しい思いをしました。今年の5月に再びこのチームで出場することを決め、月に2~3回の限られた練習でしたが、これまでに築いた信頼関係のおかげで実力を発揮できたと思います。」と語りました。
「来年は現役学生として出場できる最後の年。次も優勝して世界選手権に出たい。」と、次なる舞台への強い意欲を示しました。
【用語解説】
・テイク:相手のストーンを弾き出すショット
・ドロー:狙った位置にストーンを置くショット