10月19日(金)に講義棟大講義室において,奥田 潔学長が1年生を対象としたキャリア教育特別セミナーで講義を行いました。
このセミナーは,キャリア形成に関する基礎知識を獲得し,キャリア形成の重要性を学ぶことで,自らの学生生活を主体的に捉える共通教育基礎科目のキャリア教育Ⅰとして開催したものです。学生自身の大学生活を充実させ,卒業後の進路選択に役立てることを目的に実施されています。
奥田学長は「キャリアを決める自由と責任」と題して,学生時代にミュンヘン大学へ留学することとなった経緯から始まり,妊娠のメカニズムを解明し,体外受精の研究と生殖生理学の研究等を紹介しながら,「人生の岐路において,常に自分の責任により,自分で結論を出してきた。」と自らのキャリアを講演されました。
さらに,「あらゆる選択肢がある中で,どれが正解かはわからない。たとえ失敗しても次がある。ポジティブに生きることが大切。」と強調し,最後に,「一生懸命努力していれば,必ず道は開けます。」と学生たちを激励されました。