令和7年2月4日(火)に観測史上1位の災害級の大雪に見舞われた十勝管内で、「畜大雪かき隊」が高齢者宅の除雪活動を行いました。
畜大雪かき隊は、雪かきを通して畜大生と帯広に住む地域の方々をつなげることを目的に令和5年12月に結成され、高齢者宅などの除雪を有償でお手伝いしています。現在は約70名が在籍し、依頼に応じて2人から3人1組で訪問し、除雪活動を行っています。
大雪が降った4日から今日までに約50世帯に訪問し、除雪を行いました。
昨年は、依頼があってから訪問までに運営上で課題が見つかったことから、今年から雪かき隊公式LINEを立ち上げ、お手伝いが必要な高齢者に事前に友達登録をしてもらい、雪が降る前日に除雪のお手伝いが必要か確認を行い、必要な世帯をひとつのマップにまとめたあと、シフトを作成し、効率よく回れるように工夫を行いました。
同団体の木原代表(畜産科学課程3年)と長尾副代表(同3年)は、「昨年は反省点が多く、とても大変なことが多かった。今年は効率よく除雪ができたと思うが課題はまだまだ多い。本当にお手伝いが必要な人に支援が届くように課題を解決しながら活動を続けていきたい。」と語りました。
また、来年度から新代表となる宮本さん(同1年)、副代表となる新居田さん(共同獣医学課程1年)は2人とも道外出身。2人は、「せっかく帯広に来たので、地域に還元できることをしたいと思い、同団体に入った。また、北海道の雪は雪質が良くサラサラで、雪かきもとても楽しい。」と話しました。
※現在雪かきの新規ご依頼は停止中です。
