9月9日(月)本学構内にて、畜大自然観察会「ちくさんぽ エゾリス観察会」を実施しました。
本観察会は、「野生生物保全管理技術養成事業」の一環として行われたもので、大学構内を散策しながらエゾリスの生態について学び、構内に生息する野生のエゾリスを観察することにより、身近な野生生物への理解を深めることを目的としています。
観察会には子どもから大人まで20名が参加し、エゾリスの習性や適切な距離について学びました。はじめに栁川久教授がエゾリスの標本を用いて生態の紹介をしたのち散策を開始し、エゾリスが食べた跡のクルミの殻や、地面に掘った穴を皆で観察しました。しばらく構内を探しているとエゾリスが姿を現し、樹の幹を登ったり、参加者の頭上を枝から枝へ飛び移る様子を観察することができました。
参加者からは、「畜大のエゾリスを含めた生態系の一部が理解できた」などと感想が寄せられ、ゆったりと構内を散策しながら、身近な野生生物について知識を深めることができた様子でした。
なお、本観察会は専門家の指導のもと実施しました。個人で野生生物の観察を行う際には、野生生物の生活、周囲の生態系及び近隣住民等への影響が無いように十分ご配慮ください。