環境農学研究部門の浅利裕伸准教授が,2023年度日本環境共生学会著述賞を受賞しました。本賞は,過去2年以内に出版された著書等の中から,環境共生学の進歩や発展に著しく寄与した優れた著書等の著者である会員に与えられるものです。令和5年9月16日(土),17日(日)に開催された同学会学術大会(会場:愛知学院大学)において表彰されました。
受賞著書は「野生動物のロードキル」です。本書では,交通インフラ整備にともなう野生動物の影響をまとめるとともに,さまざまな動物における保全対策手法を紹介しています.
浅利准教授は,「ロードキルは全世界で発生しているにもかかわらず,国内ではあまり認知されておらず研究も遅れています。市民から研究者までロードキルについて広く理解してもらうために本書が役立つことができれば光栄です」と喜びを語りました。