本年3月末をもって本学を退職される,獣医学研究部門の古岡秀文教授,環境農学研究部門の梅津一孝教授及び岸本正教授による最終講義が3月16日(木)に行われました。
長澤学長から開会の挨拶があった後,初めに古岡教授,次に梅津教授,岸本教授の講義が行われました。
古岡教授は,「動物プリオン病研究余録」と題し,プリオン病について,日本や諸外国における研究の歴史の説明や,自身が行ってきた検査や研究などについて講義されました。
梅津教授は,「畜産と脱炭素」と題し,本学におけるバイオガス研究について,これまでに関わってきたプロジェクトや研究チームの業績の紹介,畜産分野における温室効果ガスの削減などについて講義されました。
岸本教授は,「地からの力を測るテラメカニックスと自作ロードセルの話」と題し,機械が土から受ける力を測定する研究について,自身が作成してきた測定装置の紹介や,力学的な説明などを交えて講義されました。
講義の終了後には,長年にわたる教育・研究及び指導に対し感謝を込めて,花束が贈呈されました。
最後に,福島副学長から挨拶があり,最終講義が締めくくられました。