令和4年12月7日(水)に,教職員を対象とした「令和4年度ダイバーシティ推進セミナー」を開催しました。
このセミナーは,帯広畜産大学ダイバーシティ推進室の主催により開催されたもので,同室ではこれまで,子育て世代向けのセミナーによりダイバーシティに関する意識を醸成するとともに,ライフワークバランス支援策を講じ,就業環境の整備をしてきましたが,今回,新たなテーマとして「介護」を取り上げ,介護に係る実情等について実際に介護に携わる教職員の声を聞き,さらなるダイバーシティを推進することを目的としたものです。
「介護と仕事の両立の実情について」と題して,ダイバーシティ推進室長の川島千帆准教授が司会となり,3名の教職員がパネリストとして参加しました。それぞれが実際に行っている介護の状況,利用している学内外の支援制度や介護サービス,直面している課題などを発表しました。また,各パネリストによる発表・意見交換後には,企画総務課人事係より介護に関する休暇・休業制度について説明を行いました。
最後に,古林与志安副学長から「子育ての支援制度については,ダイバーシティ推進室において拡充してきたところだが,介護の面には手がつけられていない現状がある。少子高齢化社会に入り,色々な人が介護の局面に直面することになると思う。教職員が働きやすい環境をつくりたいと考えており,どのような対応が可能か考えていきたい。」と締めくくりました。