環境農学研究部門の小山耕平特任助教(当時)(現・北海道教育大学旭川校 准教授)が参画する研究グループは,山形大学,CITA,国立研究開発法人森林研究整備機構森林総合研究所,筑波大学,帯広畜産大学,北海道大学の共同研究により,ブナの芽生え~成木に至る377本で,1本毎の根への重量・表面積・呼吸の配分を正確に実測し,根と地上部のトレードオフ関係が個体成⾧に果たす役割を世界に先がけてモデル化しました。
このモデルは,根が地上部と個体の成⾧を加速,減速して成⾧をシグモイド型に制御するメカニズムを示します。このモデルにより,成⾧に応じ変化する根の役割から,森林の成⾧,動態,炭素固定能,育成技術を検討できます。
本研究論文は,Annals of Botany誌に2022 年12月26日に掲載されました。
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