生命・食料科学研究部門の永田龍次特任助教が11月6日(土)~11月7日(日)に開催された日本食物繊維学会第26回学術集会において,発表賞を受賞しました。受賞研究の演題は「紫じゃがいもおよびそのポリフェノールがラットの腸内発酵特性に与える影響」です。
永田特任助教は食品摂取による腸内細菌叢及び腸内発酵を介した栄養機能性の研究に従事しており,本研究では,ラットにおいて紫じゃがいも(シャドークイーン)の摂取が,含有される難消化性でんぷんとポリフェノールの影響により有益な腸内発酵特性を示す可能性を報告しました。これにより,シャドークイーンが栄養機能性に優れた食品素材である可能性を示唆し,食品の付加価値向上に貢献するものであると期待されます。
永田特任助教は「今回の受賞を励みに,より一層研究に邁進いたします。」と喜びを語りました。