全国で初めて大学構内に設置された酒蔵である上川大雪酒造株式会社の「碧雲蔵」において,今年5月から碧雲蔵で実施しておりました「学生の酒造りプロジェクト」による本学オリジナル日本酒「純米吟醸 碧雲」が完成しました。
本プロジェクトは,本学学生が碧雲蔵において実際の醸造を現場で学び,自身の研究に生かすことを目的としたもので,同酒蔵の川端慎治総杜氏(本学客員教授)と山根桃華杜氏補佐(大学院博士後期課程1年)の指導のもと,学生が仕込みから醸造の工程に一から携わり,酒造りが進められました。
9月21日には,仕上げ作業のラベル貼りと箱詰めが行われ,完成した日本酒を公開しました。酒造りに参加した畜産学部畜産科学課程4年の高山美月さんは「学生が造ったという珍しさからでも興味をもってもらい,同世代の人たちにも飲んでもらいたい」,酒井駿太朗さんは「帯広で美味しいお酒が造られていることを知ってもらいたい」と語りました。
なお,「純米吟醸 碧雲」は,10月11日より,帯広畜産大学生活協同組合にて数量限定で販売され,売上の一部は本学の教育研究に活用されます。
※販売についての詳細は,帯広畜産大学生活協同組合ホームページをご覧ください。