共同獣医学課程4年の吉田菜々子さんが官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の第11期生に採用されました。本学では10人目の採用者となります。
吉田さんは,「攻める保全」をテーマに,3月から約1年間に渡り,オーストラリア,台湾,ケニア,ザンビア,南アフリカに滞在し,野生動物の保全活動の現場で,現在行われている活動,将来必要とされる活動などを現地の人々から学びます。
以前訪れたボルネオ島の熱帯雨林で見えた“人間社会と動植物の衝突”から,動植物と人間のどちらかの妥協ではなく,互いの発展を目指す“攻める保全”を実現したいと感じました。その為には,今地球で何が起こっていて,これからの活動に何が必要なのか,自分の目でみて学ぶ必要があると考えました。
吉田さんは,「将来は,行政,民間,NPO法人など,それぞれが行っている活動を繋ぐことで,環境保全活動を加速させたい。」と意欲を語りました。また,「今回の留学体験も,獣医師になることも,自分の語ることに説得力を持たせる為の大切な経験となるはず。」と未来を見据えます。
1月27日(月)には奥田潔学長に出発の挨拶を行い,奥田学長から,「事故無く戻るまでが留学,気を付けて行って来てください。」と励ましの言葉がありました。
「トビタテ留学JAPAN日本代表プログラム」について