小樽商科大学,北見工業大学及び本学は,3大学協働による経営改革の推進に合意し,5月29日(火)に共同記者会見を開催しました。
本合意は,18歳人口の減少,産業構造の変化等の高等教育を取り巻く状況に対応し,北海道経済・産業の課題解決とその発展及び国際社会の繁栄に一層貢献するため,商学,工学,農学の「実学」を担う3大学の協働による経営改革を推進するものです。
3大学の教育研究活動や教員人事配置等の自主性・自律性の確保や,3大学の専門分野の成果・知見を融合する連携事業の推進,特色ある教養教育の充実及びリカレント教育等社会の要請を踏まえた専門教育の充実に努め,平成34年4月の経営統合を目標としています。経営統合により経営機能・業務を集約し,合理化分を教育研究に還元する計画です。
記者会見で奥田 潔学長は,「3大学連携の強化による,北海道広域の発展のための様々な取り組みを構想している。農業や工業分野においても経営感覚を持った人材が求められており,経営統合によって3大学が連携して専門家を育てることができる。」と期待感を示しました。