10月12日(土)に,卒業生,修了生及び教職員OB・OGの皆様に,再び本学に足をお運びいただき,同窓生や在学生,教職員との交流を深めていただくことを目的に,帯広畜産大学同窓会と共催で「ちくだいホームカミングデー2019」を開催しました。当日は,台風の影響が心配されるなか,全国各地から190名(教職員含む)を超える参加者がありました。
講堂で開催した開会式では,奥田学長が挨拶の中で,小樽商科大学,北見工業大学と令和4年4月に経営統合すること,大学構内に酒蔵が建設されることなどについて説明したほか,「大いに語らい、楽しい時間をお過ごしください。」と歓迎の言葉を述べました。砂川同窓会長のご挨拶に続き,大学基金感謝状贈呈式を行い,栁川理事からは本学の近況について説明を行いました。
次に,生命・食料科学研究部門 食品科学分野の山内宏昭教授が「炊き種製パン法を用いた新規ホワイト食パンの研究開発(-産学連携研究の事例紹介-)」と題して講演しました。産学連携研究事例として,地元企業と共同開発した耳まで柔らかい「満白食パン」などを紹介し,懇親会ではそのパンを皆さまにご賞味いただきました。
お昼休憩の時間帯には,畜大祭の企画としてOBバンド「PEeb」の演奏があり,激しいパンクのリズムと集まった大勢の同窓生の熱気で会場は大いに盛り上がりました。
午後には,キャンパス見学会(産業動物臨床棟見学コース,総合研究棟Ⅰ号館周辺見学コース,バスによる構内見学コース,寮(学生寄宿舎)見学コース)を行った後,懇親会を開催しました。天候が不安定だったため,屋内での開催となりましたが,S50年酪農学科卒業の髙橋様にそば打ちをご披露いただいたほか,畜大祭からは学生屋台に出張出店してもらい,こだわりのメニューを自ら提供してもらうなど賑やかな懇親会となりました。
最後は参加者全員で円陣を組み,井上理事の前口上で「逍遥歌」(大学の愛唱歌)を大合唱し,盛会のうちに終了しました。