10月12日(土)に馬場及び産業動物臨床棟において,「ちくだい馬フォーラム2019」を開催しました。
本フォーラムは,一般市民を対象に,本学の馬に関わる教育・研究・社会貢献活動を幅広く紹介し,馬と人との関係について理解を促進することを目的としています。7回目の開催となる今回は,屋外での「馬のイベント」と,専門家による「~馬の利用について how to use horses~」と題した国際講演会の二部構成により開催しました。
「馬のイベント」では,日本中央競馬会(JRA)日高育成牧場の協力により,「ターフィーショー」と「体験乗馬」が行われました。ショーでは,JRAの人気イメージキャラクター“ターフィー”による障害飛越が披露されたほか,体験乗馬では,約100名の参加者が馬上からの景色を楽しみました。
併せて,学生企画も行われ,馬術ショー(馬術部)では,人馬の一糸乱れぬ演技に観客が大いに沸いたほか,常歩ダービー(馬術部)や馬とのんびりクイズラリー(RDAちくだい・うまぶ合同企画)でも開始前から多くの来場者が集まり,大変好評でした。
また,佐々木基樹教授による馬の骨格標本の展示もあり,羽田真悟准教授による小講義「馬の学校」では,実際の馬を前に,馬に関する疑問等を来場者にわかりやすく解説しました。
講演会では,フランスからペルシュロン協会会員のヴァージニア・クユミジヤン氏,韓国から元済州大学校教授の康 珉秀(カン・ミンス)氏を講師に招聘し,本学の南保泰雄教授とともに,各国における馬の利活用等について紹介があり,講演後は活発な質疑応答が行われました。
当日は,心配されていた天候も少雨におさまり,一部・二部あわせて約500名の来場者が訪れ,大盛況のうちに終了しました。