令和元年5月25日(土)~26日(日),美瑛町白銀の「国立大雪青少年交流の家」において,小樽商科大学及び北見工業大学と合同で,新入生合宿研修「ルーキーズキャンプ」を実施しました。
本学と小樽商科大学及び北見工業大学は,昨年5月に「北海道内国立大学法人の経営改革の推進に関する合意書」を締結し,令和4年4月に「北海道連合大学機構(仮称)」を創設して,同法人が三大学を運営する一法人複数大学制の構築を目指しています。
教育分野においては,文理融合・異分野融合の連携教育プログラムの開発や遠隔教育実施に向けた先端システムの開発などを推進しています。その取組の一つとして,異なる価値観やバックグラウンド,専門性を有する三大学の学生間の交流を深め,グループ演習と合宿活動を通じて豊かで幅広い交友関係の構築を目指すこと,並びに三大学連携教育の効果と課題を明らかにすることを目的に,三大学の学生54名,理事・教職員21名の総勢75名が参加して,今回のルーキーズキャンプを実施しました。
研修は,三大学混成8チームに分かれて実施しました。まず,レゴブロックを活用したアクティビティにより堅さをほぐして打ち解けた後,SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした研修では,チームごとに異なるテーマを決めてディスカッションを行い,検討内容のプレゼンテーションを行いました。そのほか,学生による自大学紹介や三理事と学生代表によるパネルディスカッションなど様々なプログラムを行いました。各プログラムでは大学ごとの個性が大いに発揮され,学生は自身の専門性についての意識を深め,更に異分野の領域を理解するきっかけとなりました。
実施後には参加学生アンケートを実施し,「自分の視野が広がった」,「様々な角度からものを見ることができた」といった感想があり,今回の異分野交流が,学生にとって有意であったことが分かりました。