2月15日(木)にTKPガーデンシティ(帯広市街)において,第3回まちなか講演会を開催しました。本講演会では,「不幸な猫を減らすには-身近にできる保護活動-」という内容で,NPO法人猫たちを守る十勝Wishの会原田 美加代表,青砥 美穂子理事,スタッフの山口 陽子氏らを講師にお迎えして開催しました。
講演会では,Wishでの活動内容に加えて,野良猫にエサを与えたり,飼い主が避妊去勢手術をせずに猫を飼い始めた結果,何十匹にも増えてしまい,飼い主の手に負えなくなった「多頭飼育崩壊」の相談が増加していることの説明がありました。愛玩動物には室内飼育や不妊去勢手術等の適正飼育が重要と訴えたほか,高齢者の方が愛玩動物を飼育する場合は,施設入所等により飼育できなくなった時の為に,引取先をあらかじめ探しておいてほしいとの要望がありました。
猫の適正飼育や多頭飼育崩壊等多くを学び,愛玩動物の命の重さについて考える良い機会となりました。
この講演会は,帯広畜産大学と帯広市が,学生によるまちなか活性化を支援する「ちくだいらんぷ事業」の一環で実施しました。