4月20日に,帯広畜産大学と北海道中小企業家同友会とかち支部が連携して,十勝の酪農家を巡るバスツアー「十勝旅~春の牛乳編~」を開催しました。本事業は,学生に十勝についての知識を深めてもらい,より充実した学生生活を過ごしてもらうことを目的として実施したもので,一年生35名が参加しました。
今回のバスツアーでは,それぞれ規模や経営方法が異なる3牧場を訪問しました。
カントリーホーム風景(鹿追町)では「ITを活用した牛の飼育管理」や「ISOに基づく乳製品加工」について,ドリームヒル(上士幌町)では「バイオガスプラントを活用した果樹のハウス栽培」についてそれぞれ説明があり,十勝しんむら牧場(上士幌町)では,道内でもほとんど行われていない「放牧酪農」にかける経営者の想いをお聞きしました。
参加した学生からは,「酪農家それぞれのこだわりや飼育方法の違いが牛乳の味にあらわれていた。」「自分のしたいことが見つかった気がする。」などといった感想が寄せられました。
今回の「十勝旅~春の牛乳編」は学生達にとって多くの発見や学びを得ることができた大変有意義なバスツアーとなりました。
次回は6月頃,十勝の誇る畑作の一つである小麦に焦点をあてた「十勝旅~初夏の小麦編~」を開催する予定です。