6月8日(木)本学本部棟大会議室において,「農民主導による普及手法(A)」コースの閉講式が行われました。
この研修コースは,自国の農業普及のため,計画・運営できる人材を育成することを目的として,本学が独立行政法人国際協力機構(JICA)北海道国際センター(帯広)からの委託を受け,コースリーダーである本学畜産フィールド科学センター家畜・植物防疫研究室門平睦代教授の助言のもと春,冬の年に2回実施しています。
この春のコースには,ニジェール,ザンビア,マダガスカル,マラウイ等7ヵ国から11人の研修員が参加し,5月9日(火)から6月8日(木)まで,十勝管内の関係機関,講師の協力により講義や実習を行ってきました。
閉講式では,研修生を代表してMWANSA Fredrick Besaさん(ザンビア)が「自国に帰って,この研修で学んだ多くの知識を活かし,農民の生活向上のため働くことを約束いたします。また,この研修を支えてくれた多くの方々に感謝します。」とお礼の言葉を述べました。
11人の研修員は修了証書を受け取り,1ヶ月間の研修を終えた喜びを分かち合っていました。