8月2日(水)に岐阜農林高等学校の生徒12名が本学を訪れ,本学の教育内容や学生生活について学んだ後,環境農学研究部門浅利裕伸特任講師から,人間の生活が野生動物に与える影響についての講義を受け,私達人間が野生動物と共存していく為の課題や工夫について学びました。
生徒達は,実際にムササビやエゾモモンガの標本,餌を食べた後の歯形を観察する等,楽しみながら受講していました。
講義の後は,浅利特任講師と本学大学院生の指導のもと,本学に隣接する林の中で,実際に樹洞や巣箱の観察をし,GPSを利用した自動撮影カメラの使い方も学びました。
生徒達が巣箱の中を確認すると,シジュウカラの雛鳥を見ることができ,野生動物の小さな命に感動していました。
本学での講義やフィールドワークでの経験を通し,本学に関心をもっていただくとともに,人と野生動物との共存について考えるよい機会になったようです。

