室井 喜景 准教授 MUROI Yoshikage

研究テーマ周産期の母体で起きる様々な変化に着目し、特に行動制御に関わる神経機構を分子、細胞、個体レベルで研究しています。

研究分野 神経科学, 行動神経科学, 薬理学, 分子生物学
キーワード 脳・神経, 子育て, 虐待、育児放棄

研究紹介

哺乳類の子が生きていくためには親による養育が不可欠です。特に離乳前の子は栄養のすべてを母乳に頼っているため、母親による養育がなくては生きていけません。また子は体温調節など生きていくために必要な能力が未発達なため、母親は乳だけでなく子の世話にも多くのエネルギーを費やします。このようなお母さんの特徴に着目し、我々はお母さんが子育てを実践する仕組みやそのために備えている特別な能力を明らかにすることを目指して研究しています。また人間社会で問題となっている子供に対する虐待などに対しても神経科学の視点から取り組んでいます。

一方、畜産に関わる多くの産業は仔を産み母乳で育てるという哺乳類の性質に基づき成り立っています。獣医・畜産分野の諸問題に取り組み、食の安定供給や産業の振興に貢献することを目指しています。

仔育て中のお母さんマウスと脳の神経細胞

現在取り組んでいる研究テーマ一覧

  • 母親の養育行動の発現調節機構に関する研究
  • 母親が子を虐待する神経機構に関する研究
  • 母親のストレス対処機構に関する研究
学位 博士(獣医学)
資格 獣医師
自己紹介

福岡県出身の畜大育ちです。神経科学の視点から動物本来の性質を明らかにし、獣医師として社会に貢献することを目指しています。

居室のある建物総合研究棟I号館
部屋番号S2105
メールアドレス muroi atmark obihiro.ac.jp

所属・担当

研究域獣医学研究部門/基礎獣医学分野/機能学系獣医学教育国際認証推進室/スタッフ
学部(主な担当ユニット)獣医学ユニット
大学院(主な担当専攻・コース)畜産科学専攻動物医科学コース
所属学会 日本獣医学会, 日本神経科学学会, 日本薬理学会, 米国神経学会
学歴・職歴 2003年3月  帯広畜産大学畜産学部獣医学科卒業
2007年3月  岐阜大学大学院連合獣医学研究科修了(獣医学博士)
2007年4月  東京大学大学院農学生命科学研究科ポスドク
2009年4月  帯広畜産大学基礎獣医学研究部門助教
2015年4月  帯広畜産大学基礎獣医学研究部門准教授
2015年10月  岐阜大学大学院連合獣医学研究科准教授(兼任)
2017年4月  帯広畜産大学獣医学研究部門准教授