3月27日から30日まで東京大学で開催された日本畜産学会第124回大会において,生命・食料科学研究部門の萩谷 功一准教授が「日本畜産学会賞」を受賞しました。
日本畜産学会(寺田 文典理事長)は,大正13年(1924年)に創立された歴史ある学会で,「畜産及び社会と動物のかかわりに関する学術研究の発表,情報交換の場としてその進歩普及を図り,もって学術及び文化の発展に寄与することを目的」として運営され,古くから発行している「日本畜産学会報」に加え,2002年から発行している英文誌「Animal Science Journal」が国際誌として高く評価されています。会員数は1,500名以上であり,その所属は大学,国公立試験研究機関及び民間企業等,多分野にわたっています。
萩谷准教授の受賞研究課題は「国内乳用牛の遺伝評価を向上させるための研究」であり,一連の研究は,特に乳用牛の長命性や繁殖能力の改良情報の充実に向けて取り組む等,日本国内における乳用牛改良に寄与する研究が評価されたものです。