令和8年9月15日(火)~18日(金)に宮崎大学で開催された日本畜産学会第134回大会において、伊藤健吾さん( 大学院畜産学研究科博士前期課程 畜産科学専攻 家畜生産科学コース2年、指導教員:萩谷 功一 教授)が優秀発表賞を受賞しました。
この賞は、日本畜産学会第134回大会で発表する若手研究者(学生会員または2027年2月末日時点で満30歳以下の正会員)を対象に、日本畜産学会の選考委員会による発表内容の審査を経て授与される賞です。
伊藤さんは、「北海道内のホルスタイン種における検定日記録を用いた間接的な暑熱ストレスの影響の検出」と題した研究成果を発表しました。ホルスタイン種はすべての乳用品種の中で牛乳の生産性が最も高い一方、暑さに弱いことが課題です。伊藤さんは、300万件以上の生産データを解析し、これまで注目されてきた夏季の生産性低下に加え、暑熱ストレスを受けた後、1ヵ月以上遅れて健全性の低下に起因した生理的負荷や疾病の発症などに伴う長期的な生産性の低下が生じることを明らかにしました。今回の研究成果は、夏季の耐暑性だけでなく、暑熱ストレスを受けた後も長期的に健全性を維持し、産業に貢献し続ける乳牛への遺伝的改良につながることが期待されます。
伊藤さんは「今回このような名誉ある賞をいただくことができ、大変嬉しく思います。また、研究にご協力いただきました皆様にも心より感謝申し上げます。今後も精進してまいります。」と受賞の喜びを語りました。
