独立行政法人家畜改良センター十勝牧場(音更町駒場)において,全学農畜産実習の一環として,羊の保定や毛刈りの見学を行いました。
全学農畜産実習は,新入生(共同獣医学課程・畜産科学課程)全員が参加するカリキュラムであり,学生に農畜産の幅広い知識と体験により「食の安全」「命の大切さ」を実感させ,クラス単位での実習参加を通じて,学生の人間関係やコミュニケーションを確立することを目指した総合的な導入教育です。
4月17日(火)に行われた実習では,畜産科学課程1年の43名が牧場職員から羊の特徴等の説明を聞き,羊の保定及び毛刈りの実演を見学しました。保定技術や毛刈りの方法に関する説明を聞きながら,必死にメモを取る様子が見られました。
今後,この実習は,「作物栽培」,「搾乳」,「乳製品生産」をはじめ,5月8日(火)から約1か月半にわたって豚の飼育をする「家畜管理」,その飼育した豚をと畜,解体し,ソーセージを製造する「肉製品生産」等多くの実習を行い,専門職業人としての必要な見識を養うことになります。

