開澤菜月さん(大学院博士後期課程 畜産科学専攻 環境生態学コース令和7年3月修了)、環境農学研究部門の山内健生准教授、ならびに弘前大学の中村剛之教授による研究の成果が、十勝毎日新聞に掲載されました。
この研究では、北海道および本州東部の豪雪地帯において、冬期の積雪下で活動するムカデ類・ヤスデ類の多様性を世界で初めて明らかにしました。従来、これらの多足類は冬期には土壌中で活動を控えると考えられていましたが、調査の結果、積雪下においても多様な種が活動していることが確認され、雪の下に独自の生態系が形成されていることが示されました。
新聞記事では、積雪下でも活発に活動する様子や、研究チームのコメントが紹介されており、山内准教授は「白銀の世界で虫たちが活動していることにロマンを感じる。」と語っています。また、第一著者の開澤さんは「予想以上に雪の下で活動していることが明らかとなり、非常に驚いた。」とコメントしています。
本研究成果は、日本土壌動物学会誌『Edaphologia』(No.118)に掲載されており、寒冷地における生態系理解の深化に貢献するものです。
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・(論文発表)冬期に積雪下で活動するムカデ類・ヤスデ類の実態を解明
https://www.obihiro.ac.jp/news/74935
・十勝毎日新聞(電子版)
ムカデ、ヤスデ類が雪の下で豊かな生態系 世界で初確認 帯畜大と弘前大共同チーム

