11月22日(木)に,かしわプラザにおいて,8月20日(月)から9月23日(日)までパラグアイ共和国で活動を行った,「帯広-JICA協力隊連携事業第2フェーズ」第1次短期派遣学生ボランティア隊員(野嵜 敢さん: 共同獣医学課程6年,小坂 和誠さん,古内 詩乃さん,渕上 香織さん:いずれも畜産科学課程3年,小坂さんは当日欠席)の帰国報告会を開催しました。
今回派遣の4名は,現地に派遣中の長期隊員の協力の下,対象酪農家3市12戸で搾乳衛生,繁殖管理,飼料,経営の4分野の調査を行いました。調査結果は長期隊員に引き継ぎ,乳量増大や経営改善のための適切な指導へ活用されます。
報告会では,隊員が収集したデータについての説明がありました。報告後は,会場に足を運んだ学生から,調査結果についてはもちろんのこと,パラグアイでの生活についても多くの質問があり,隊員達は緊張しながらも一つ一つ丁寧に答えていました。
その後,来年2月下旬から同国にて活動予定の第2次短期派遣学生ボランティア隊員3名(堀 可那子さん,松原 花菜子さん,大崎 誠也さん: いずれも畜産科学課程3年)が,自ら調べたパラグアイ国の日系移民,農業,公用語について発表しました。
現在,第3次短期隊員(派遣期間: 2019年8月下旬~9月),第2期長期隊員(派遣期間:2020年4月~2022年3月)の募集中です。詳細については,「帯広-JICA連携協力隊事業 本学ウェブサイト」をご覧ください。