令和7年10月11日(土)・12日(日)、第59回畜大祭にて、農業系サークル「あぐりとかち」が学生実習で栽培・収穫したじゃがいもを使ったピザを販売しました。
帯広畜産大学では、農畜産に関する実践的な教育の一環として、学生がキャンパス内の圃場でさまざまな農作物を栽培しています。今年度からは、収穫物の一部を地域に還元する取り組みを始め、子どもや地域住民への支援に活用しています。
畜大祭は、学生サークルが企画した屋台や展示を通じて、来場した学生や地域の方々に畜大の魅力を体験してもらうイベントです。
「あぐりとかち」は、十勝の農と食をテーマとした活動を行い、「十勝だからできること、十勝でしかできないこと」をモットーに活動する農業系サークルです。「あぐりとかち」は、学祭でのピザ販売に向けて、収穫したじゃがいもを一つひとつ丁寧に選別し、サイズや状態を確認する作業から取り組みました。
当日は、気温が低かったこともあり、できたてで提供されるピザは特に人気を集めました。石釜でじっくり焼かれたじゃがいもはホクホクとして甘みがあり、その味わいに多くの方が笑顔を見せていました。
ピザを実際に味わった学生からは、「自分たちで育てたじゃがいもがピザになって食べられるなんて感動的ですごく美味しい!」といった声が寄せられ、学祭を訪れた地域の方々にも喜ばれました。

