3月25日(火)に、帯広畜産大学特別会議室において、「十勝地区農業協同組合長会 デジタル農学寄附講座」の設置について記者発表を行いました。
帯広畜産大学と十勝地区農業協同組合長会は、デジタル技術を活用したスマート農業の研究と人材育成を通じて、地域農業の発展と持続可能性を向上させることを目的に、帯広畜産大学次世代農畜産技術実証センター内に令和7年4月から十勝地区農業協同組合長会デジタル農学寄附講座を設置する運びとなりました。
会見では、十勝地区農業協同組合長会山口良一会長から「本寄附講座を通じて、十勝型デジタル農業の普及推進を図り、持続的で安全安心な農畜産物の生産および十勝の農畜産業の強化・発展を目指したい」、長澤学長から「デジタル農学をはじめ、今後も継続的に農畜産業に係る最先端の研究成果を教育・人材育成につなげていきたい」と、それぞれ寄附講座の展望や期待を述べました。
この寄附講座では、ドローンを活用した精密農業の推進を含め、ICT、AI、データ解析技術を活用した十勝型デジタル農業の導入・最適化に関する研究に取り組むとともに、JA組合員やJA職員、本学の学生を対象に教育プログラムを提供し、人材育成を図ります。